ヘッジファンドは成果報酬型・高リターンを目指すプライベートファンドであり、日本でも注目を集めています。
「絶対収益追求型(運用結果でファンドの収益が決まる)」の運用を行いますので、ファンドマネジャーもリターンを出すことに本気です。
世界的に富裕層や機関投資家によって重用されヘッジファンドの運用残高は増加の一途を辿っています。
ヘッジファンドといえば海外のイメージを持たれている方が多いと思います。
しかし、近年では日本でも個人投資家が投資することができるヘッジファンドが徐々に増え始めました。
本日は、長年ヘッジファンドで運用してきた私の経験から、日本で投資することができるヘッジファンドをおすすめ順にお伝えしていきたいと思います。
日本のおすすめヘッジファンドランキング
ではまず、ヘッジファンドを私のおすすめ順にランキング形式でお伝えしていきたいと思います。
ランキング形式とする上で考慮したポイントは以下となります。
- 暴落への耐性があるか?
- 堅実なリターンを積み上げているか?
- 運用手法は理に適っているか?
- ファンドマネージャーの腕は確かか?
第1位:BMキャピタル
BMキャピタルは、現在日本で最も有名なヘッジファンド。日本の小型株に対する本格的なバリュー株投資を実践して毎年10%以上の安定したリターンを叩き出しています。
BMキャピタルが基本とする小型株バリュー戦略は伝統的に高い成績を残すことが確認されています。(下図参照)
小型株は証券アナリストの目が届かないため大型株では考えられない割安な価格で放置される傾向にあります。結果的に割安価格で仕込むことができるため投資成果が高くなるのです。
更に下落耐性の高さは特筆するべきものがあります。2013年の運用開始以来マイナスを半年ベースで一度も出さずに着実に資産を増やしてくれています。(私も2016年より1000万円を預けています)
運用マネージャーの腕は確かです。
市場が危険と判断した際には現金比率を高めて下落に対処しています。そもそも安定性が高い銘柄に投資をしているため下落を免れているのです。
長期的に資産を形成していくという目線で考えるのであれば一番重要なのは暴落を免れることです。着実に資産を形成していきたい方に最適なファンドです。
https://paulklebnikovfund.org/wase/
更にアクティビスト(物言う株主)としての動きも行なっており、年率10%程度のリターンを毎年叩き出しています。東証に上場している複数企業の株主名簿にも大株主として名を連ねており、透明性も高く、文句なく1位です。
以下から問い合わせを行うことで直接ファンドの方から話を聞くことができます。直近はコロナの影響もあってオンライン面談も対応しているそうなので地方の方も安心ですね!
第2位:フロンティアキャピタル
フロンティアキャピタルは成長力が高い新興国に投資をするヘッジファンドです。コロナショックの中でも20%以上のリターンを叩き出し評判となっています。
新興国への投資なのでボラティリティは大きめというリスクはありますが、高いリターンを目指したいという方に推薦できるファンドです。
既に誰もが投資できるような新興国では世界経済の影響を大きくうけます。以下の通り新興国株式のインデックスは先進国や世界株のインデックスと同様の動きをしてしまうのです。
VWO:新興国株式インデックス
VOO:米国S&P500インデックス
VT:全世界株式インデックス
→ 評判のVWOとEEMを比較!新興国インデックスETFはおすすめできるのか?構成国からわかりやすく分析する!
フロンティアキャピタルでは世界の投資家がまだ参入できていない魅力的な新興国にいち早く目をつけて投資を行います。
以下ではフロンティアキャピタルの投資手法について詳しく紐解いていますので参考にしていていただければと思います。
https://paulklebnikovfund.org/fcc/