ヘッジファンドと投資信託の違いについてわかりやすく解説!中間に位置するヘッジファンド型投資信託と共に紐解く。

ヘッジファンドと投資信託の違いについてわかりやすく解説!中間に位置するヘッジファンド型投資信託と共に紐解く。

ヘッジファンド投資を考えていらっしゃる方は、まず最初に投資信託と何が違うのかと疑問に思われた方も多いのではないでしょうか?

両者は確かにファンドという括りでは同じなのですが性質は大きく異なります。

本日はヘッジファンドと投資信託について両者は何が異なるのか?結局のとろこどちらが魅力的なのか?

という点についてお伝えしていきたいと思います。

私募ファンドか公募ファンドの違い

ヘッジファンドと投資信託は両方とも投資家から資金を集めて投資を行うという点でファンドとなります。

 

資金を集めて投資を行うという点でファンド

 

ただ、ファンドといっても大きく分けて二つの区括りがあります。

まず一般的なのが投資信託等の公募ファンドです。公募ファンドとは銀行や証券といった金融機関が大々的に販売しているファンド形態です。

 

各ファンドの形態

 

一方、私募ファンドは金融機関が販売することができないファンド形態です。私募ファンドの代表的形態がヘッジファンドとなります。

→ 【プライベートファンドとは?】私募ファンドと公募ファンドの違いを両者を比較しながらわかりやすく解説する!

 

公募ファンドではデリバティブや為替予約等について一定の制限が設けられています。

しかし、私募ファンドは金融リテラシーの高い投資家を対象としており運用における制限がありません。つまりファンドマネージャーの辣腕が振るうことが出来るということですね。

私募ファンドは人気が拡大してきています。以下は私募ファンドの推移ですが近年大幅に伸びてきているのです。

私募ファンドの純資産総額の推移

 

自分で投資対象を選定する「投資信託」とプロに任せる「ヘッジファンド」

投資信託は自分で投資先を選択する必要があります。以下は大手ネット証券の楽天証券の投資信託選択画面です。

現在2686本の投資信託が存在していますが、どの投資信託を選択するかは投資家の責任になります。

 

投資信託の選択肢

 

ヘッジファンドも投資信託同様、どのファンドにするか選ばなければいけません。しかし、投資信託は対象資産まで選ばなければいけません。

 

  • インデックス型?アクティブ型?
  • 投資地域は?日本?世界?
  • 投資対象は株?債券?不動産?
  • 分配金の分配頻度は?

 

しかし、ヘッジファンドは違います。

ヘッジファンドは投資をすれば、あとはプロのファンドマネージャーに任せるだけとなります。ヘッジファンドは、どのような市場環境でもリターンを狙うファンドです。

実際に過去の成績ですがヘッジファンドは株式市場の累積リターンを凌駕しています。何より、ITバブル崩壊やリーマンショック等の市場下落時に損失をミニマイズしているのが素晴らしいですね。

 

ヘッジファンドと株式市場の市場平均の動き

 

以下でおすすめのヘッジファンドについて詳しくお伝えしていますので参考にしていただければと思います。

 

【2021年・安定ハイリターン】暴落にも強い安全な日本のおすすめヘッジファンドをランキング形式で紹介!
ヘッジファンドは成果報酬型・高リターンを目指すプライベートファンドであり、日本でも注目を集めています。 「絶対収益追求型(運用結果でファン...

 

実際、筆者が投資しているヘッジファンドである「BMキャピタル」では幾度もの暴落局面でも資産を減らすことなく年率10%程度のリターンを継続しています。

市場の暴落期ですら資産を増やしているのです。

BMキャピタルがどのような手法で運用しているのか?という点を含めて以下でお伝えしていますのでご覧いただければと思います。

 

BMキャピタル
BMキャピタルは筆者が2015年から投資を行なっているヘッジファンドです。(→2021年注目のおすすめ投資先ランキング) 筆者の大...

 

***ヘッジファンド型投資信託とは?

ヘッジファンドと投資信託との中間としてヘッジファンド型投資信託があります。

ヘッジファンド型の投資信託というのは、如何なる相場環境でも収益獲得を目指す絶対収益型の投資信託です。86本の投資信託の中で2020年3月のコロナショックを無傷で乗り切った投資信託は以下の4本となります。

 

ヘッジファンド型の投資信託4選

 

 

しかし、上記の投信はたまたまよい成績を残したもので実績が少ない又は、今回たまたま成績が良かっただけで長期的には低いリターンとなっている投信となっています。

 

ヘッジファンド型の投信の多くは絶対収益型と呼ばれ、相場の下落局面においてもプラスのリターン達成を運用目標とする。3月にプラスのリターンを上げたのは86本中14本あるが、純資産残高が10億円以上のファンドに限ると、「ノムラ・グローバルトレンド(円コース)年2回決算型」、「ロボット戦略 世界分散ファンド」、「AI日本株式オープン(絶対収益追求型)」、「あい・パワーファンド」の4ファンドしかない。もっとも、4本のうち3本は運用期間5年未満で、唯一5年以上の実績がある「ノムラ・グローバルトレンド(円コース)年2回決算型」についても、2月末までの過去5年間のリターン(年率)は▲3.05%、カテゴリー内で36本中第34位と低迷している。

参照:Morning Star

 

投資信託は信託報酬型手数料でありヘッジファンドは成功報酬型手数料

投資信託は保有している残高に対して信託手数料が年率で発生します。預け入れている残高に対してなので、たとえ運用が成功しても失敗しても信託報酬は発生してしまいます。

信託報酬が2%であれば、元本100万円に対して運用が成功して120万円になった場合は2.4万円になりますが、失敗して800万円になっても1.6万円の手数料が徴収されるのです。

運用に責任を持つ手数料体系とは言えません。投資信託は手数料ビジネスであり、投資をしてもらえさえすればそれで良いのです。

 

一方、ヘッジファンドは運用が成功した部分について手数料を徴収する成功報酬型の手数料形態です。

成功報酬型手数料ですので運用が成功したら多額の手数料を獲得できる反面、運用が失敗した場合は成功報酬型手数料は0となります。

つまり、投資をしてもらうことが目的ではなくて、ともに資産を殖やしていくという姿勢で投資家と同じ目線で運用してくれるのです。

 

運用が成功した場合は投資信託に対して高い手数料となりますが、本質は手数料の高さではありません。

得しても損しても同じマインドで運用しているファンド(投資信託)と、利益を出すインセンティブがあるヘッジファンドであれば投資家としては後者の方が信頼がおけるものと思います。

→ ヘッジファンドの成功報酬型手数料体系を投資信託と比較しながらわかりやすく解説する!ハイウォーターマークとは?

 

いつでも引き出せる投資信託とロップアップが設けられているヘッジファンド

通常の株式は株式市場が空いている時にいつでも売買することができます。

投資信託は上場株やETFのように常時売買することはできませんが、基本的に毎営業日毎に売買することが可能です。

つまり、資金が拘束されることはありません。

 

しかし、ヘッジファンドはロックアップ期間が設定されています。

場合によっては1年に一回しか引き出すことができないファンドも存在しています。(欧米では1年に1回が一般的です)

筆者が投資しているBMキャピタルは良心的で4半期に1回引き出すことが可能ですし、運用レポートも送られてきます。

一見投資家にとっては資金拘束があるのでデメリットのように思われます。しかし、ロックアップが設けられていることで投資計画に基づいて戦略的に投資を行うことができるのです。

いつ資金が引き上げられるか分かっていなければ、どれだけ投資をしていいか分かりませんからね。腰を据えて運用するためにはロックアップはむしろ必要なのです。

最低投資金額が低い投資信託と敷居が高いヘッジファンド

投資信託は最低1万円から、ネット証券などでは100円からでも投資することが出来ます。

一方、ヘッジファンドは海外のものだと1億円、場合によっては5億円からしか投資を受け入れていません。

 

ヘッジファンドは投資家一人一人に対応しているため、コミュニケーションコストが投資信託に比べて多く発生します。そのため、一人一人の投資家を絞っているのです。

とはいっても流石に1億円は厳しいですよね。日本のヘッジファンドでは1000万円という低い閾値から受け入れています。

→ BMキャピタルに出資をする方法とは?最低出資額の1000万円は必ずしも必要条件なのかという点についても解説。

 

逆に1万円といった少ない金額を投資しても資産を増やすことはできません。まとまった金額を投資することで大きく資産を増やすことができます。

また、まとまった金額だからこそ真剣に考えて投資することができるということもできるでしょう。

まとめ

今回の点をまとめると以下となります。

  • ヘッジファンドは公募ファンドで投資信託は私募ファンド
  • 投資対象を選択する必要のなる投信とプロに一任できるヘッジファンド
  • ヘッジファンド型投信は魅力的ではない
  • 投資信託は信託報酬、ヘッジファンドは成功報酬型手数料
  • 流動性の高い投資信託、ロックアップのあるヘッジファンド
  • 最低投資額が低い投資信託、敷居の高いヘッジファンド

 

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